顔には頬筋や口輪筋などのさまざまな筋肉があり、これらをまとめて表情筋とい います。 顔の表情を形づくるのも、この表情筋が役目を果たしています。また、顎の下から耳の後ろにはリンパがあります。今流行の小顔エクササイズは、この表情筋を鍛えること、そして、リンパを刺激し血行を促進することで、たるみやむくみのないフェイスラインをつくるというもの。 人は年齢を重ねるにつれ、血行が低下し細胞に十分な栄養を供給する事が出来なくなることで、コラーゲンの減少や破壊が進み、肌を支える弾力が減退して少しずつ皮膚が垂れ下がっていきます。つまり、血行を促進してコラーゲンの生成を促すことで、リフトアップに繋がるという考えなのです。 ところが、根本の骨と皮膚とを繋ぐ柱=リガメントが顔のたるみに深く関わっていることが明らかになりました。さらにこのコラーゲン生成の仕組みを応用した、新しい技術が今注目されています。
鏡で自分の顔をよく見たときに、凹んでいる部分があるでしょ。例えば、目の上や頬、それから顎とほうれい線のところ。そこに、骨と皮膚が繋がっている貝柱のようなものがあるんですよ。顔には、全部で8カ所、すべて骨のところにあるんですが、これをリガメントというんです。寝て鏡を見てみると、凹んでいた部分が平になる。それは、リガメントが本来の位置に戻るからなんです。リガメントは貝柱みたいなもので、貝柱が水気がなくなってカサカサになると、弾力がなくなりますよね。そうすると、ズーンと重力に耐えられなくなって落ちる、それがたるみなんですよ。
効果的なケアには、リガメントを集中的に刺激したセルフマッサージと、クリニックではそれをさらに応用した「ラディエージ」という施術があります。ラディエージというのは、真皮層にラジオ波で熱を入れて、マッサージをしていく新しい考えの治療なんです。簡単にいうと、火を消す消防車のようなもの。例えば、熱が入ることは火事が起こるようなもの。火事が起こったら消防署がいるわけで、消防署がわーと来て、火を消そうと水を出す、その働きをするのがコラーゲンなんです。要するに、熱に対して、カラダが反応を起こし、コラーゲンがそれをカバーするために増えていく。それが原理なんです。
「私は、フェイスリストをずっとやっていますが、フェイスリフトは基本、皮膚を伸ばしてるだけなんですよ。皮膚のクオリティーを変えている わけじゃない。でもこれから先の、フェイスリフトに大事なのは、皮膚を伸 ばすだけじゃなくて、いかに皮膚そのもののクオリティーを高めて手術の効果を長引かせるということなんです。」 「ラディエージができたきっかけは、フェイスリフトの手術の中で、電気メスから発展してできたものなんですよ。 当初はフェイスリフト後に、患者さんの肌質の向上やリフトの効果維持のため、この治療を導入していたんだけれどもその治療効果の高さから、切らないリフトアップとしてお進めするようになったんです。ラディエージはね、熱が入るんだけど全くいたくない、同じラジオ波を使っていてもサーマクールのように痛みが生じないんです。本当に寝てしまいそうなほど、気持ちがいいものなんです。フェイスリストで痛い想いをしてきた方などに、痛い想いをせずに、高い効果を得られる新しい施術としてこの治療をお進めしたいです。」