漢方治療を求めて薬局に来店するのは25歳〜50歳と年齢も幅広く、抱える症状も様々ですが、中でもなかなか完治されない生理痛や不妊症の相談が圧倒的だといいます。さらに不眠症、アトピーやアレルギー、ニキビや肌荒れなど肌に関するトラブル。生理不順、生理痛、冷え性などの婦人病、ダイエットなどでもカラダに優しい漢方は注目されています。ただし、漢方の特徴は、体質改善による根本治療。西洋の薬と比較すると即効性は強くあ りません。症状そのものの原因を突き止め、漢方によって内側から継続的に治療を続けていくことが大切です。
「漢方には気、血、水のほか、寒、熱、虚、実、表など、人の体の状態を表す用語があります。分かり易くいうと、暑い国の人は、バナナを食べることでカラダを冷しますが、逆に寒い地方の人は、味が濃いものを食べ、塩を沢山いれることで、熱を逃がさないようにしているのです。これは漢方の考え方と一緒。カラダの中に熱がある場合は、熱を取り、冷えている時は温めます。また「実」という言葉、これはカラダの中に毒素が充満している時に使い、「虚」はカラダの中が空っぽで病気に対する力も空っぽとだいう意味を表します。例えば、毒素がカラダの中にある場合は、大黄(だいおう)、芒硝(ぼうしょう)、黄連(おうれん)などで毒素を外へ。さらに、病気の位置が表にあるのか、消化器官奥にあるのかで治療法も変わってきます。このようにひとり一人の体質や状態に合わせて、漢方やその治療方も変わっていきます。漢方はまさにオーダーメイド薬なのです。」女性の4大悩みにオススメな漢方薬を薬剤師鈴木さんに教えてもらいました。